セッション内容

タイムテーブル

講演者プロフィール

レガシーコードの触り方

レガシーコードの修繕/改良にはコツがあり、うまくいくパターン、いかないパターンがあります。本講演では、テストの無いレガシーコードにテストを書いて改善していくテクニックを説明したいと思います。

講演者プロフィール

和田 卓人

和田 卓人

タワーズ・クエスト株式会社 取締役社長、プログラマ、テスト駆動開発者

学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒する。その後様々な縁に導かれソフトウェアパターンやXP(eXtreme Programming)を実践する人たちと出会い、後のテスト駆動開発の誕生を知る。テスト駆動開発に「完璧主義の呪い(完璧な設計を得るまではコードを書けないし良いシステムも出来ないという強迫観念)」を解いてもらってからは、文章や講演、ハンズオンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。『プログラマが知るべき97のこと』『SQLアンチパターン』(オライリージャパン)監修。

レガシーを解決する開発プロセス

新技術を用いてビジネスの課題を解決するには、課題解決の道筋を明確化し、関係者を適切にマネジメントすることが必要です。
プロジェクト開始から半年でほぼ完了に至った弊社の開発事例をご紹介し、新技術の導入によるビジネス課題の解決プロセスについてお話します。

講演者プロフィール

角 俊和

NHNテコラス株式会社 執行役員

通信キャリア系ホスティング会社、リクルートを経て、2016年4月よりNHNテコラス株式会社 執行役員SME事業部事業部長。中小企業向けビジネスを担当

50年間の流通業の変化と、未来づくりのためのイノベーション

日本の小売業の変化を実際の体験からまとめ、次々に生まれてきた課題に情報システムはどのように対応してきたのかを説明します。
又、ショッピングセンター業界の今後の課題と、リゾームの取り組みについて発表させて頂きます。

講演者プロフィール

中山 博光

中山 博光

株式会社 リゾーム 代表取締役社長

佐賀県生まれ
佐賀県唐津市の百貨店 販売促進業務
青木雄二デザイン事務所勤務
マイカル(旧ニチイ)販売促進・経営企画業務
平成3年 株式会社リゾーム設立
現在国内2000ショッピングセンターの情報活用事業を推進中

最新ツールでレガシーをぶっ飛ばせ

株式会社サムライズム、ならびに株式会社サムライズム取扱ツール群を簡単にご紹介いたします。
レガシーな開発プロセス、レガシーなアーキテクチャ、レガシーなコードをステキなツール群でぶっ飛ばす方法が見えれば幸いです。

講演者プロフィール

山本 裕介

山本 裕介

株式会社サムライズム 代表取締役社長

トラブルシューティングツールの侍や、Twitter4JといったOSSを開発しているJavaエンジニア。株式会社サムライズムという会社の社長で、海外のプログラマ向けツールの日本国内展開を手がけています。

データベースリファクタリング

一般的にデータベースの寿命はアプリケーションよりも長いと言われています。しかしデータベースの運用時にリファクタリングされた話はあまり聞かないのではないでしょうか?そこで今回はレガシィなデータベースからの脱却の話として次のようなデータベースリファクタリングの話をします。カラムの変更・テーブルとレコードの分割・データベースアップデートに触れたいと思います。どれも胸に刺さる内容ですのでご期待ください!!

講演者プロフィール

曽根 壮大

曽根 壮大

株式会社はてな セールスエンジニア

中国地方DB勉強会 主催。他にも岡山Python勉強会主催、オープンラボ備後、日本PostgreSQLユーザ会所属。普段は株式会社 はてな でMackerelのセールスエンジニアをしています。コミュニティでは日本PostgreSQLユーザ会の理事として中国支部長を担当しています。

未来のWebとレガシーな技術

「未来のWeb」と聞いて、どのようなものを想像しますか?

めまぐるしく移り変わるこの分野、ずっと先のことは分かりません。
しかし少し先に登場しそうなものについては、既に動き始めている出来事やニュースからある程度予測できます。
未来のWebでは、様々なことが言われていますが古くから存在する概念が取り入れられサービスが設計されることもあります。

現在弊社では未来のWebの一つとして、コンテンツ配信用のRESTfulなAPIサーバーを構築中です。
なぜREST APIが必要なのか、どのような技術の組み合わせで、構築しているかをご紹介いたします。

講演者プロフィール

阿部 正幸

阿部 正幸

株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ コミュニケーション事業本部 エバンジェリスト部 エバンジェリスト

システム開発会社で、大規模なシステム開発を経験後、Web制作会社でプログラマー兼、ディレクターとして従事。その後、KDDIウェブコミュニケーションズに入社、CPIブランドのプロダクトマネージャーに就任。ACE01、SmartReleaseをリリース後、現職の「エバンジェリスト」として、Web制作に関する様々なイベントに登壇。

Drupal(g.d.o Japan)日本コミュニティー、HTML5 funなどに所属し、OSSを世に広げる活動や、Web制作に関する情報を発信している。

技術的負債と向き合う

一休.com は2000年にオープンしたホテル予約サービスです。サービスローンチから十数年の時間が経過しており、事業は順調ですが、当然のごとく技術的負債を抱えています。

私は技術顧問として2年関わり、その後 CTO になって1年が経過しました。その3年を通じて、一休のレガシーとどう向き合ってきたか、その経験についてお話します。

技術的負債と向き合うために大切なことは「正しく問題を理解し、構造を見極める」ということに尽きると思います。その考え方について述べます。

講演者プロフィール

伊藤 直也

伊藤 直也

株式会社一休 執行役員CTO

ニフティ、はてな取締役CTO、グリー統括部長を経て2016年4月より株式会社一休 執行役員CTO。Kaizen Platform, Inc.、ハウテレビジョン技術顧問。著書に『入門Chef Solo』(達人出版会)『サーバ/インフラを支える技術』『大規模サービス技術入門』『Chef実践入門』 (技術評論社) など多数。

日経電子版 レガシーが教えてくれる危険なサイン

日経電子版は、2015年に日経電子版アプリを全面リニューアルし、その後の継続的な改善リリースによって、アクティブユーザー数を1年で約2倍に押し上げ、有料会員数も50万人を突破しました。

これを実現できた要因のひとつは、レガシーなシステム・開発・組織・仕事・考え方からの脱却・改善でした。
実際にアプリ開発を通じて改善できた事例、逆に改善できていない事例などを交えながら、レガシーが生まれる原因や、それが示す危険なサインについて紹介します。

講演者プロフィール

武市 大志

武市 大志

日本経済新聞社 アプリ開発プロダクトリーダー

慶応義塾大学総合政策学部卒。5年間のバンドマン時代を経て、Webシステム開発会社にて外国為替取引や株価取引サービスの開発に携わり、2014年日本経済新聞社入社。日経電子版アプリのリニューアルに携わり、現在はモバイル・アプリ開発全般のチームリーダーを務める。

企業もインターネット中心のアーキテクチャにしよう

レガシーから脱却してどこにいくのだろうか。間違いなくインターネット技術を中心に企業のシステムを組み替えていく必要がある。今回は、東急ハンズ(小売業企業)のIT変革の事例を中心に、レガシーから脱却した事例を紹介する。

講演者プロフィール

長谷川 秀樹

長谷川 秀樹

ハンズラボ株式会社 代表取締役社長

1994年、アクセンチュア株式会社に入社後、国内外の小売業の業務改革、コスト削減、マーケティング支援などに従事。2008年、株式会社東急ハンズに入社後、情報システム部門、物流部門、通販事業、オムニチャネル推進の責任者として改革を実施。デジタルマーケティング領域では、ツイッター、フェイスブック、コレカモネットなどソーシャルメディアを推進。2013年、ハンズラボ株式会社を立ち上げ、代表取締役社長に就任。